💊【市販の便秘薬の選び方ガイド】|タイプ別にやさしく解説!

便秘薬
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20〜40代女性
20〜40代女性

最近、何日も出ていなくて…お腹が張ってつらいんです。

はる店長
はる店長

安心してください😊 この記事では、あなたの便秘タイプに合った市販薬の選び方を、やさしく解説します!

市販の便秘薬には、作用の仕方や効き方のスピード、やさしさに違いがあります。
登録販売者の視点から、「自分の便秘タイプに合った市販薬の選び方」を解説します。


💡【まずは結論!】便秘薬は「タイプ」と「目的」で選ぼう

とにかく出したい
成分:刺激性下剤(センノシド、ビサコジルなど)

毎日自然に出したい
成分:酸化マグネシウムなどの緩下剤

硬い便を柔らかくしたい
成分:DSS(浸潤性下剤)

クセが心配・やさしく始めたい
成分:漢方薬や乳酸菌・ビフィズス菌など

👉「効けばいい」ではなく、体質や生活に合った選び方が大切です!


📝便秘薬の種類と成分ごとの特徴比較

分類主な成分特徴効果発現時間使用対象注意点
刺激性下剤センノシド、ビサコジル腸を直接刺激して動かす6〜10時間一時的にすぐ出したい方向け毎日使用は避ける/腹痛あり/クセになりやすい
塩類下剤(緩下剤)酸化マグネシウム腸に水分を集めて便を柔らかく6〜8時間毎日出したい方/高齢者/妊婦にも〇腎機能低下がある人は注意/水分必須
浸潤性下剤DSS(ジオクチルソジウムスルホサクシネート)便に水分を染み込ませる6〜12時間便が硬い方に水分摂取を忘れずに
腸内環境改善型乳酸菌、ビフィズス菌、オリゴ糖整腸作用・継続的な予防数日〜継続服用習慣化/便秘予防/家族使用にも劇的な即効性はない
漢方薬大黄甘草湯、麻子仁丸などやさしく体質改善を目指す8〜12時間刺激が苦手な方/女性やシニアにも〇苦み・体質により効果に差あり

👤症状別・目的別の選び方ガイド

すぐに出したい
成分:刺激性下剤(センノシド、ビサコジル)
商品例:コーラック、ビューラックA、スルーラックS
→ イベント前や旅行中など、早く解決したいときに。

自然に毎日出したい
成分:酸化マグネシウム(緩下剤)
商品例:スラーリア、酸化マグネシウム便秘薬
→ 食事や運動と組み合わせて、自然なお通じを習慣に。

便が硬い・痛い
成分:DSS(浸潤性下剤)
商品例:コーラックソフト
→ 痛みを伴う便秘にやさしく対応。

体質改善や予防目的
成分:乳酸菌・ビフィズス菌・オリゴ糖
商品例:新ビオフェルミンS便秘薬、ビオスリー便秘薬
→ 家族で使える/子どもやシニアにも◎

刺激に弱い・市販薬に抵抗がある
成分:漢方処方(大黄甘草湯、麻子仁丸など)
商品例:ツムラ漢方便秘薬、大正漢方便秘薬など
→ やさしく自然な作用。継続使用もしやすい。


❓よくあるQ&A

50代〜女性
50代〜女性

Q:便秘薬は毎日使用してもいいでしょうか?

はる店長
はる店長

A:酸化マグネシウムや整腸成分は毎日OK。ただし刺激性下剤は間隔を空けましょう!

50代〜男性
50代〜男性

Q:便秘薬はクセになるって本当ですか?[

はる店長
はる店長

A:刺激性下剤は常用でクセに。浣腸などは即効性はありますが、長期連用すると自分の力で出すことができなくなってしまう可能性も。初めての方や不安な方は整腸剤や漢方がおすすめです😊

20〜40代女性
20〜40代女性

Q:妊娠中・授乳中は使っていいですか?

はる店長
はる店長

A:酸化マグネシウムや整腸成分は比較的安全ですが、念のためかかりつけの医師や薬剤師に相談をおすすめしてます。


⚠️使用時の注意点

  • 水分をしっかり取ることが大切! 特に酸化マグネシウムやDSSは水分摂取が効果に関係します。
  • 刺激性下剤は就寝前の服用が基本(6〜10時間後に効くため)
  • 高齢者や腎臓が弱い方はマグネシウムの蓄積に注意
  • 妊娠中・授乳中は、やさしい整腸成分や酸化マグネシウムを選ぶ

📝まとめ

✅ 便秘薬は「出したいスピード」と「やさしさ」「体質」に合わせて選ぶ!
✅ 同じ“便秘薬”でも効き方やクセのつきやすさは異なる
2〜3日続く場合や腹痛を伴うときは、必ず医療機関を受診しましょう
✅ 不安なときは登録販売者に相談を!

はる店長
はる店長

自分の体と相談しながら、無理なく腸内環境を整えていきましょう🍵


更新日:2025年6月15日
執筆者:はる(登録販売者・現役ドラッグストア店長/2児の父)

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