
私自身、仕事でパソコンを長時間使ったり、プライベートでスマホをチェックしたりすることが多く、目の疲れは日常茶飯事です。店頭でも「何を選べばいいか分からない」と相談されることが増えてきました。
この記事では、「疲れ目」や「眼精疲労」の違い、症状別におすすめの目薬成分、コンタクト使用時の注意点、そして自宅でできる簡単なセルフケアまで、登録販売者としての視点でやさしく解説していきます💡
ご自身やご家族の目の不調に悩んでいる方は、ぜひ最後までご覧ください!
この記事で解決する検索ニーズ
- スマホやパソコンによる目の疲れ・かすみ・乾燥をどうケアしたらいいか知りたい
- 忙しくて眼科に行く暇がないけど、市販薬でなんとかしたい
- 自宅でできる簡単なケアやグッズも知りたい
✅【まずは結論!】症状別・市販薬の選び方まとめ
💡どんな症状かを見極めて、成分で選ぼう!
症状 | おすすめ成分 |
---|---|
ピントが合いにくい・かすみ目 | ネオスチグミンメチル硫酸塩(ピント調整筋をサポートする成分)、ビタミンB12 |
目の乾燥 | ヒアルロン酸、ビタミンA(粘膜を保護し修復をサポート)、コンドロイチン |
充血・炎症 | グリチルリチン酸二カリウム(目の炎症を抑える)、イプシロン-アミノカプロン酸(充血・炎症を和らげる)(⚠️血管収縮剤の連用注意) |
栄養補給 | タウリン(目の代謝を助けるアミノ酸)、ビタミンB群 |
コンタクト装用中 | 防腐剤フリー&「装着時使用可」の記載があるもの |
👉 すぐに商品をチェックしたい方はこちら|おすすめの市販目薬まとめ記事へ
💡疲れ目と眼精疲労の違いとは?
関連記事:【かすみ目やピントの不調が気になる方へ】
- 疲れ目:一時的な目の使いすぎによる不快感。休めば回復する。
- 眼精疲労:休んでも治らず、頭痛や肩こり、倦怠感など全身に影響が出る。
目の疲れが続く場合は、「ただの疲れ目」では済まないケースもあります。
🔍疲れ目の原因と対策ポイント
原因 | 対策 |
---|---|
スマホ・PCの長時間使用 | 1時間に1回、10分休憩+遠くを見る習慣を |
まばたき減少 → 乾燥 | 意識してまばたき&ヒアルロン酸目薬を |
睡眠不足 | 寝る前のスマホ断ち・ホットアイマスクでリラックス |
度が合わないメガネ・コンタクト | 視力検査を受けて見直しを |
🧪目薬の選び方:成分で判断しよう!
関連記事:【目の充血が気になる方へ】
※以下の成分名には簡単な注釈を加えています。初心者の方も安心して読み進めてくださいね。
📌 妊娠中・授乳中の方や、小さなお子さんが使用する場合は特に注意が必要です。 製品によって使用できるかどうかが異なるため、購入前に必ずパッケージや添付文書を確認し、迷ったら薬剤師や登録販売者にご相談ください。
【症状別】代表的な有効成分とそのはたらき
症状 | 成分例 | 解説ポイント |
ピントの合いづらさ/かすみ目 | ネオスチグミンメチル硫酸塩 | 毛様体筋の働きを助け、ピント調整をサポート |
目の乾き/ドライアイ | ヒアルロン酸ナトリウム、ビタミンA | 角膜保護・涙の蒸発防止などに効果的 |
目の疲れ全般/代謝低下 | タウリン、ビタミンB6・B12 | 目の細胞代謝を助け、疲れの蓄積をケア |
充血・炎症 | グリチルリチン酸二カリウム、イプシロン-アミノカプロン酸 | 軽い炎症や充血を穏やかに鎮める |
コンタクト装用時 | 防腐剤フリー製品(記載要確認) | 刺激が少なく、レンズ装着時にも使える処方設計 |
🧭 注意:血管収縮剤(ナファゾリンなど)が含まれる製品は、即効性はあるものの、連用で逆効果になることもあるため、毎日の使用は控えめに。
💊内側からのケア:飲み薬・サプリも選択肢
ケア方法 | 成分例 | 効果例 |
---|---|---|
飲み薬 | ビタミンB群、E | 神経と血行サポート |
サプリ | ルテイン、アントシアニン、アスタキサンチン | ブルーライト対策、ピント調整力維持 |
サプリ | DHA・EPA(オメガ3) | 涙の質改善、ドライアイ対策 |
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🌿今日からできる!疲れ目セルフケア術
「目薬だけじゃ不安…」「手軽にできる方法はないかな?」という方もOK!
すぐに始められるセルフケアをまとめました😊
- ホットアイマスク(市販品でも蒸しタオルでもOK)
- ツボ押し:攅竹(さんちく)や晴明(せいめい)など、眉頭の少し内側・目頭のくぼみにあるポイントを、心地よい力で5秒ずつ押してみましょう。
- ブルーライトカットメガネ:PC作業時は特におすすめ
- 室内の乾燥対策(加湿器、マスク活用など)
👉 もっとしっかりケアしたい!という方はこちら

❓よくある質問Q&A
Q. 疲れ目用の目薬は毎日使っても大丈夫?
![[30代 女性]](https://haru-drugblog.com/wp-content/themes/cocoon-master/images/b-woman.png)
「毎日使いたいけど、使いすぎは良くないのかな…?」
A.
基本的には添付文書に従って使えば、毎日使っても問題ない製品もあります。ただし防腐剤入りの目薬は使用頻度や日数に注意が必要です。目の不調が長引く場合は早めの受診を。
Q. 妊娠中や授乳中でも使える市販目薬はある?
![[30代 子育て中ママ]](https://haru-drugblog.com/wp-content/themes/cocoon-master/images/b-woman.png)
「お腹の赤ちゃんに影響がないか心配で…」
A.
使えるものもありますが、成分によって異なります。パッケージに「妊娠中OK」と書かれていても、必ず医師や薬剤師・登録販売者に確認しましょう。不安な場合は使用前に相談すればOKです。
Q. セルフケアって本当に効果あるの?
![[30代 仕事疲れのパパ]](https://haru-drugblog.com/wp-content/themes/cocoon-master/images/b-man.png)
「目薬だけじゃなくてケアも必要?」
A.
はい、効果が期待できます。特に目の血行や涙の質改善をサポートするケア(温め、まばたき、ツボ押しなど)は、継続することで目の疲れを軽減できます。
✅まとめ
- 疲れ目の原因を知って、自分に合ったケアを選ぼう
- 市販薬+セルフケアで改善しないときは眼科へ
- 飲み薬やサプリの併用も検討できる
👉 記事で紹介した市販薬・サプリまとめはこちら
🧑⚕️執筆者プロフィール
はる店長(登録販売者) 🚲
ドラッグストア歴10年。登録販売者として、日々の店頭での接客経験を活かし「家族の健康を守るセルフケア提案」を心がけています。
📚情報元・更新日
- 添付文書/薬剤師監修サイト/登販ナビ等
- 更新日:2025年6月25日
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